左肩痛と首痛の影響で2軍調整中のソフトバンク小久保裕紀内野手(38)が6日ウエスタン・リーグ、オリックス戦(雁の巣)で35日ぶりに実戦復帰し、即結果を出した。「4番一塁」で先発し、2回の1打席目に左越え先制ソロを放った。4打数1安打で気がかりだった故障個所の痛みもなく「1つ段階をクリアできた。うれしい」と安堵(あんど)した。

 打席に立つのは6月1日のヤクルト戦(福岡ヤフードーム)で左肩を痛めて以来。再発する恐れもあり「怖かった」というが、2回の初打席で不安をふっしょくした。心がけていたというフルスイングで、初球をいきなり左翼ポール際に特大ファウル。カウント1-1からの3球目、今度は143キロ直球をとらえ推定110メートルの先制弾を放った。本塁打は5月16日のヤクルト戦(神宮)で2本塁打して以来だった。

 「6月1日は1スイングで肩に激痛があった。思い切り振れて痛みがなかったことは良かった。(2回の)1球目からフルスイングできたのは収穫」。8回に交代するまでの4打席を懸念された痛みもなくクリア。問題なくスイングできたことに胸をなで下ろした。

 7、8日もオリックス戦(雁の巣)に出場し、10日のロッテ戦(福岡ヤフードーム)で1軍復帰予定。「10日に1軍に行く予定。戦力として戻れるようしっかり調整したい」。即1発の勢い以上に、昇格への確かな手応えをつかんだことが大きい。【菊川光一】

 [2010年7月7日11時49分

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