<中日6-1巨人>◇17日◇ナゴヤドーム

 60年前の復刻ユニホームを着用する「オールドユニホームシリーズ」の初戦を白星で飾ることはできなかった。巨人原辰徳監督(52)は「全体的に言えるのは、今日はドラゴンズの野球をされて、こっちの野球ができなかった。それでこういう結果になった」と、投打に圧倒された一戦を淡々と振り返った。

 シーズン序盤は相性の良かったチェンが「天敵」になりつつある。3回までパーフェクトに抑えられ、4回以降も、得点圏に走者を進められたのは1度だけ。チェンには6月までに3連勝も、7月以降は3連敗。わずか3安打の完敗に原監督は「チャンスは(1試合に)3回あると言われるけど、今日はチャンスが少なかったですね」と元気のない打線にため息をもらした。

 復帰3戦目となった先発グライシンガーもピリッとしなかった。4回、中日のクリーンアップにつかまった。和田、森野に連打を食らい、最後はブランコに特大の先制3点ランを左翼席最上段へと運ばれた。5回4失点で今季初黒星を喫した右腕は「(4回は)フォームが一貫せず、球が真ん中に集まってしまった」と、突然の乱調に首をひねった。

 だが、1つの勝ち負けが順位に大きく影響する中日、阪神との直接対決シリーズ(9試合)は始まったばかり。原監督は「明日はこちらの野球ができるようにしたい」と、気持ちを切り替えて帰りのバスに乗り込んだ。【広瀬雷太】

 [2010年8月18日8時18分

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