<阪神1-6広島>◇26日◇京セラドーム大阪

 阪神マット・マートン外野手(28)は意地の3戦連続打点を記録した。2点を追う3回1死三塁。広島スタルツの内角スライダーをコンパクトにミートし、ライナーで左中間に運んだ。果敢に二塁を狙い、好返球の前に憤死したが、1打点で反撃ムードを高めようとした。5点を追う9回は先頭で右前打を放ち、2試合連続のマルチ安打。ただ、敗戦という事実が赤毛助っ人の口調を重くした。

 マートン

 負けたからね。スタルツは良いピッチングをしていて、しっかりと抑えられた。今日に関してはストライク先行で良いスイングをできない状況に追い込まれてしまったね。

 悔しさをにじませながら球場を後にした。だが、好調をキープしているのは間違いない。不振に苦しんだ時期もあったが打率3割3分3厘。15試合ぶりの1発を放って復調のきっかけをつかんだ10日広島戦(マツダ)から、14試合で10度目のマルチ安打となった。3強による優勝争いが激しさを増すシーズン終盤。冷静に結果を出し続けている。

 マートン

 優勝争いどうこうじゃなく、毎日毎日、自分のできることをするのが大事。他のチームのことを考えるんじゃなくてね。優勝を目指すのはもちろん大事。そのために目の前の1試合1試合を大事にしていきたい。

 27日からは敵地神宮で大好きなヤクルトとの3連戦だ。対戦成績は打率4割3分8厘の3本塁打、17打点。再びツバメキラーに変身し、虎に勝利をもたらす。【佐井陽介】

 [2010年8月27日10時58分

 紙面から]ソーシャルブックマーク