<ソフトバンク4-2ロッテ>◇27日◇福岡ヤフードーム
まさかの失投だった。ロッテ成瀬善久投手(24)は1回2死一、二塁、ソフトバンク多村への2球目を悔やんだ。「あの1球です」。真ん中付近のボールは、あっという間に左翼席にはじき返された。「インハイのボール球要求だった。そこに投げきれなかった。だからキャッチャーの責任ではないです。僕の責任」と、悔しさを押し殺しながら説明した。
勝った方が単独首位に立つ試合。何よりも勝利にこだわろうとした。「飛ばすんじゃなくて、じっくり攻めたい」と考えていた。だが、首位決戦のプレッシャーは見えないところで成瀬の制球力に影響を与えていた。チェンジアップは抜け、速球は甘くなった。西本投手コーチは「大事にいこうとしすぎたんじゃないか」と、エースらしくない投球を分析した。
[2010年8月28日7時49分
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