<西武3-11楽天>◇27日◇西武ドーム
楽天山崎武司内野手(41)が5回に放った右犠飛には、4番らしい責任感がぎっしり詰まっていた。1死二、三塁の好機。カウントは0-3で、“おいしい”状況が整っていた。だが「鉄平が直前に凡退して、つなぎたい気持ちが一層強かった」と自制心をきかせ、「平野の強い直球、シュートに負けないよう強く意識を置き、右方向へのウエートを高めた」とライトへ軽打。試合の大勢を決める5点目が入った。
振り回したい理由はまだあった。この日は長女菜々ちゃんの11歳の誕生日。「ホームラン打つよ」と約束してきた。試合直後に長電話した山崎は「お、怒られちゃったよ~!
どうしても打ちたかったんだよ~。毎年打ってたのに」と目尻を下げつつ悔しそうだった。
「明日、前後賞で打とう」としたが、チーム打撃に徹したライナーは本塁打の価値と同等。「久々に楽天らしかったよ」と、打者10人、安打6本がすべて中堅方向、5得点の5回攻撃には満足そうだった。
[2010年8月28日9時8分
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