<広島5-11阪神>◇5日◇マツダ

 阪神クレイグ・ブラゼル内野手(30)も猛虎史に名を残した。3回の第2打席。広島斉藤のスライダーをジャストミートし、自身4試合ぶりとなる41号2ランを右中間席中段まで運び去った。

 「秋山が前からいい投球をしていたから」。41という数字に意味があった。05年に40本塁打を放った金本を抜き去り、92年の甲子園ラッキーゾーン撤廃後では球団史上最多記録。本塁打キングを争う巨人ラミレスにも1本差と迫った。

 阪神では86年バース(47本)以来出ていない本塁打王のタイトル奪取も、夢ではない。ただ、ブラゼルの目指す“ゴール”は個人タイトルではなく、リーグ制覇、その先にある日本一と目標がぶれることはない。

 「本塁打もいいけど、全員でうまく打てたのがチームの勝ちにつながった」。怪力助っ人の忠誠心は頼もしい限りだ。

 [2010年9月6日11時55分

 紙面から]ソーシャルブックマーク