初出場の有明が2試合連続の逆転勝ちで熊本地震で被災した地元へ2勝目を届けた。長崎日大との九州勢対決を制し、16強入りを決めた。熊本県勢の3回戦進出は4年ぶり。高見一茂監督(46)は「粘って取れた試合。普通、10安打されたら負けてる。でも投手が(要所で)粘ってくれた」とたたえた。

1点を先制された直後の1回1死二、三塁から8番新谷遼内野手(2年)の三ゴロを三塁手が一塁へ悪送球。2者が生還し逆転した。3回には1回戦のヒーロー、1番永田晴輝内野手(3年)が中越え二塁打で出塁。三盗を決めると3番実田聡志内野手(3年)の三ゴロで本塁へ好スタート。ヘッドスライディングで生還し3点目をもぎ取った。

投げては先発の工修哉(たくみ・しゅうや)投手(3年)は4回を1失点。5回からは斉藤遼汰郎投手(3年)が登板。9回に1点を失ったが1回戦と同じ継投で逃げ切った。

高見監督は「甲子園でベスト8を目標にやってきているチームなので、もう1つ勝てるように頑張ります」と16日の3回戦(青森山田-東日本国際大昌平の勝者)の必勝を期した。

◆有明 1961年(昭36)に創立の私立校。有明商として開校し、71年から現校名。普通科、看護科、看護専攻科、福祉科、機械科、電気情報科がある。生徒数617人(うち女子330人)。野球部は97年創部、部員74人。甲子園は春夏通じて初出場。主な卒業生は元DeNA浅田将汰ら。所在地は熊本県荒尾市増永2200。井出秀孝校長。

【甲子園】青森山田-東日本国際大昌平、大分商-英明 有明、健大高崎が16強/速報中