<広島5-11阪神>◇5日◇マツダ
今年の真弓阪神は“有事”に強い。ルーキー藤川俊介(23)と2年目上本博紀(24)のフレッシュコンビが「2番二塁」の穴を埋めた。平野が負傷により、スタメンから外れた。それでも強力打線に陰りはなかった。
3回だ。2番に座った藤川俊が先制タイムリーを放った。「初球から、いい球が来たら、ドンドン狙っていこうと思った。平野さんがいつもいる場所に入って、それなりの仕事をしないといけないと思った」。4回にも連続適時打で同じルーキーの先発秋山を強力援護した。
プロ初スタメンとなった上本も予想を上回る働きを見せた。9回には右中間を破るタイムリー二塁打を放つなど、プロ初の3安打猛打賞でヒーローインタビューに呼ばれた。8回には俊足を生かし8点目のホームに滑り込む好走塁で、走攻守で奮闘した。
「(先発は)もしかしたら、と思ったが、緊張はなかった。もっと上を目指せるようにがんばりたい」。ともに広陵高出身で、広島はいわば地元だ。真弓監督も若手の仕事にご満悦。「こういうところで、活躍してくれたら、ありがたい」。9連敗中だったデーゲームの苦手意識も、若い2人が吹き飛ばした。【田口真一郎】
[2010年9月6日12時20分
紙面から]ソーシャルブックマーク




