<ロッテ5-1日本ハム>◇5日◇千葉マリン
日本ハムが13残塁の拙攻で敗れ、連勝が「4」でストップした。中田翔内野手(21)は、5回2死一、三塁と7回2死満塁のチャンスに、どちらも空振り三振に倒れた。7日からの西武戦(西武ドーム)へ向けた東京・立川への移動予定を変更し、試合後は2軍本拠地鎌ケ谷へ直行。6日も休日返上で練習を行うことを決めた。CS進出圏内の2位タイ、ソフトバンクとロッテまでは3・5ゲーム差。悔いを残さないために、最後まで汗を流し続ける覚悟だ。
ふがいない自分にカツを入れた。中田は、西武戦のために立川へと移動するバスに足を踏み入れなかった。「明日は鎌ケ谷で練習します」。野球へ取り組む姿勢を問題視されたのはもう過去の話。休日返上で汗を流すため、チームとは別に乗り込んだタクシーを2軍本拠地の鎌ケ谷へ向けた。
4回に右前打を放って5試合連続安打としたが、試合後は悔しさしか残らなかった。5回2死一、三塁と7回2死満塁の好機に、どちらもバットは空を切った。「ヒットを打っていても、得点につながる1本を打てないとチームは勝てないですからね。あそこは悔しいです」。8月25日の阪神金本の逆転満塁アーチに「すごい。自分も勝ちにつながる1本が打ちたい」と気持ちを高めたばかり。大阪桐蔭時代から「頼れる4番」として期待に応えてきただけに、チャンスで打てない自分に腹が立った。
反省点は見えている。2つの三振はどちらもボール気味の変化球を振らされたもの。「(好調で)ボールが見えているときなら振っていなかった球です」。11戦8発と大爆発していたころに比べ、見極めができなくなっていることを自覚している。そこで、4日までは休養にあてようと考えていた6日の休日を“練習日”に変更。打撃練習を行って感覚を取り戻すつもりでいる。
CS出場圏内の2位タイ、ソフトバンク&ロッテとは3・5ゲーム差。首位西武は5ゲーム差に離れた。2カード連続で勝ち越したものの、梨田監督も「1番上にいくためには、勝ち続けないとしょうがないんだけど…。もっと勝っていかないといけない」と語気を強めた。描いているのは大逆転優勝のシナリオ。中田は自分のため、チームのため、疲れた体にムチを打つ。【本間翼】
[2010年9月6日11時41分
紙面から]ソーシャルブックマーク



