阪神新井貴浩内野手(33)が「一戦必勝」の誓いを立てた。13日、横浜に移動した4番打者は「いつも言っているけど、気持ちはトーナメントみたいな形で」とキッパリ。残り19試合、余計な皮算用はせずに、目の前の1つ1つに全力投球する意気込みだ。
そう決意させる背景にはあの苦い経験がある。「いい意味で緊張感を出して熱くなれればいいけど、逆に作用してしまうと、重圧でうまくいかなくなる。08年はそうだったから」。一時は13ゲーム差と首位をぶっちぎりながら、巨人に屈辱的な大逆転Vを許した08年。もう同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
横浜戦は、いずれもチーム別最高の打率4割1分9厘、6本塁打、28打点。「いいイメージはある」と自信を示す一方で「心は熱く、頭は冷静にやっていきたい」と、地に足をつけた戦いを肝に銘じるのも忘れない。個人成績でも、毎年1つの目標としている100打点に王手。自己最多102打点を挙げた07年以来で、阪神移籍後3年目で初の大台突破が目前だ。
「チームを勝ちに導けるような、いい打点を挙げたい」。勝負どころでの一振りへ集中力を高めていく。
[2010年9月14日11時11分
紙面から]ソーシャルブックマーク




