<横浜6-3阪神>◇14日◇横浜
4番新井貴浩内野手(33)が阪神移籍3年目で初となる、シーズン100打点の大台に到達した。同点に追いつかれた直後の3回。2死二塁の好機で、横浜清水の直球を左前へ運び、一時は勝ち越しとなる適時打をマークした。「チームを勝ちに導けるような打点を挙げたい。心は熱く、頭は冷静にやっていきたい」。横浜戦を前に闘志をみなぎらせていた主砲は、有言実行の一打でチームを鼓舞した。
ただの100打点ではない。今年は右肩痛の影響で先発を外れた金本に代わり、4月18日横浜戦から4番に座る。もちろん相手チームからは例年以上に厳しくマークされるが、ここ一番ではね返してきた。今季の100打点到達は巨人ラミレス、ブラゼルに次いで3人目。40本塁打を超える外国人選手と比べて、18本塁打での大台だけに価値がある。新井は「その部分に関しては自分の中でも誇りじゃないけど、順調に数字を積み重ねてきたなという自負はある」と話していた。
7回に右手首に死球を受け、治療のために一度ベンチへ下がったが、9回の5打席目には中前打を放って2試合連続、今季14度目の猛打賞を記録するなど、最後まで全力プレーを貫いた。試合後は大事を取って病院で検査を受けたが、「大丈夫です」と言っていた通り、骨に異常はなかった。これ以上の取りこぼしは許されない。4番の思いはその一点だけだった。【石田泰隆】
[2010年9月15日10時46分
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