今やらなけりゃいつやる!
阪神城島健司捕手(34)が、運命の6連戦を2010年の集大成と位置づけた。18日から巨人3連戦(甲子園)と中日3連戦(ナゴヤドーム)。数々の修羅場をくぐった城島は「ここでがんばらなきゃいつ頑張るよ」とペナント奪回に向けた最重要ゲームと位置づけた。3位巨人をけ落とし、2・5ゲーム差の首位中日に迫るためには勝ち続けるしかない。
理由はいうまでもない。勝負どころは今しかない。城島が、巨人、中日と続く運命の6連戦を見据えた。
城島
そのためにやってきたんだから、ここまで。ここでがんばらなきゃ、いつがんばるよ。
シンプルな言葉に勝負にかける執念がにじむ。覇権を争うライバルとの直接対決。「幸せな9月」と表現する優勝争いの中で、雌雄を決する舞台に立つために128試合を戦ってきた。
正捕手として「野球はトータル」をモットーに長いシーズンに臨んだ。豊富な経験に基づき、優勝争いの条件も掲げた。同一カード3連敗を避けること、カードの頭をとること、1週間6試合で負け越さないこと。目先の勝敗に一喜一憂せず、冷静に144試合を見据えてきた。ただシーズン最大のヤマ場では、確率論よりも大事なものがある。
城島
僕らは下(2位)にいるんですから、食らいついていくしかない。
5年ぶりのVに向けて、関門はふたつ。まずは3位巨人をホーム甲子園で迎え撃つ。敗者が優勝戦線から後退するサバイバルゲーム。巨人突破の先に、首位中日と「鬼門」が待つ。敵地ナゴヤドームは今季1勝8敗。6連戦の結果次第で、天国と地獄にはっきり分かれる。
チームは4カード連続で勝ち越しがない。Bクラスヤクルト、横浜との3連戦はいずれも●●○の星取りで、からくも3連敗を免れた。城島も「確かにチーム状態はよくない」と言う。ただ百戦錬磨の捕手には希望も見えている。
城島
2敗してから最後のひとつを勝つことは簡単なことじゃないけど、それができている。まだまだチャンスはあるよ。チャンスがある間はずっと食らいついていくしかない。
相手との相性や過去の対戦データで、勝負を語る時期は過ぎた。シーズンの集大成となる直接対決で、ライバルに負け越すなら、逆転優勝など淡い夢でしかない。勝利につぐ勝利、白星、白星また白星-。5年ぶりの栄冠に続く道は自力で切り開く。
[2010年9月18日10時45分
紙面から]ソーシャルブックマーク




