マジック2が点灯していても、ソフトバンク秋山幸二監督(48)の信念は揺るがなかった。「あと2試合。1戦1戦やるだけだ。やることは変わらない」。2位西武の敗戦など期待していない。眼中にあるのは、信じるナインが2勝して、優勝の2文字をつかみ取ることだけだ。

 行動も、いつもと同じだった。福岡ヤフードームでの全体練習中、グラウンドに姿をみせると、グラブを手にして外野へ一目散。ボールを追いながら、汗を流した。報道陣には、グラブの色が赤色だったことについて「験担ぎ?

 いつもオレは赤じゃん」とコメントしただけ。移動便に乗り込む直前も、わずかな言葉しか残さなかった。過酷なV戦線をくぐり抜けてきた指揮官の普段の言動と、王手をかけたこの日のそれは、変わりなかった。

 ただ、闘志は内に秘めている。25日の日本ハム戦が、秋山ホークス10年シーズンの集大成になるに違いない。

 [2010年9月25日11時40分

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