<パCSファイナルステージ:ソフトバンク2-5ロッテ>◇第5戦◇18日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンク大隣憲司投手(25)が名誉挽回(ばんかい)の快投を見せた。1回先頭の西岡を内角への142キロ直球で見逃し三振に仕留めると、一気に勢いに乗った。4回2死まで1人の走者も許さない完ぺきな立ち上がりを見せ、5回を2安打無失点。ロッテに二塁さえ踏ませなかった。
「いけるところまで全力でいく気持ちだった。最低限の仕事はできた」。
1試合遅れで、指揮官の教えを生かした。3被弾4失点でKOされた9月19日の西武戦から3日後の同22日。グラウンドで秋山監督に呼び止められ「もっと緩急をつけないと。なんでカーブを使わないんだよ」と険しい顔で詰め寄られた。9月26日の楽天戦では4回1失点と優勝に花を添えられなかったが、この日は1イニングに必ず1球はカーブを交え、打者のタイミングを狂わせた。
今季は4勝9敗。秋山監督には7月にベンチで異例の“公開説教”を受けたほか、5度の2軍降格を命じられるなど厳しい指導を受てきけた。ことごとく期待を裏切ってきた借りを大舞台で返した。
[2010年10月19日11時11分
紙面から]ソーシャルブックマーク



