今季は5年ぶりBクラスとなる4位に終わった日本ハムの契約更改が「二極化」される見込みであることが26日、分かった。打点王のタイトルを獲得した小谷野栄一内野手(30)ら自己最高の成績を挙げた選手がいる一方で、低迷したチーム成績と比例して個人成績が振るわなかった選手もおり、査定は180度正反対の両極端。個人個人で暖冬か厳冬がはっきりと分かれるオフとなりそうだ。

 残した成績によって、きっぱりとラインが引かれることになる。25日には都内の日本ハム本社で取締役会が行われ、「二極化更改」の方針が確認された。球団幹部は「働いた選手と働いていない選手の査定にメリハリをつけるような形で。成績を残していない選手には厳しくなるでしょう」と話した。チーム低迷の要因となった選手たちには、厳しい現実が待っている。

 昨年まで4年連続のAクラスで、そのうち3度のリーグ制覇。華やかなチーム成績の裏で、選手の年俸も高騰し、球団の財政を圧迫してきていた。打点王の小谷野や首位打者争いをした田中賢介内野手(29)らの年俸アップは確実。一方で昨年、打率3割9厘をマークし、4番としてリーグ優勝に貢献した高橋信二捕手(32)は頭部死球という試合中のアクシデントはあったものの、今年は70試合の出場にとどまり、打率2割4分2厘、3本塁打と低迷。大幅ダウンは避けられない状況だ。高橋を筆頭に年俸に見合う活躍ができなかった選手たちには、大ナタが振るわれることになりそうだ。

 [2010年10月27日11時22分

 紙面から]ソーシャルブックマーク