星野楽天の初陣は原巨人が相手だ。星野仙一監督(63)を迎えた楽天が、来年2月20日に沖縄・那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で巨人とオープン戦を行うことが、2日までに内定した。2月1日から久米島で春季キャンプを行い沖縄本島へ移動。来年から那覇市でキャンプを張る巨人とタイミングが重なり、11年シーズン初の対外試合を行う。星野監督の就任で、オープン戦の相手として人気が高まっており、3月には凱旋(がいせん)試合となる甲子園での阪神戦も検討されている。

 闘将が初めてタクトを振るう相手が決まった。来年2月1日から沖縄・久米島で鍛錬を積み、第1次のメンバー絞り込みを行う。本島へ移動し、20日に待ち受ける相手は原監督。4年ぶりに巨人とのオープン戦が行われる。

 抜群のカリスマ性を誇る星野監督だからこそ実現した巨人戦だ。非公式戦であるオープン戦の試合日程は、各球団同士の話し合い、調整で決まる。創設6年の若い球団で、本拠地はみちのく仙台。2、3月は寒さのためKスタ宮城を使うことができず、本拠地で練習試合やオープン戦を組むことができない。老舗球団との実戦調整は実現に苦労してきた歴史があり、対戦相手が偏る傾向にあった。

 だが、日程調整の事情に明るい球界関係者によれば、星野監督就任により楽天との練習試合、オープン戦を希望する球団が飛躍的に増えたという。話題性十分のカードを組むことで集客面で期待ができることに加え、パ・リーグで唯一監督が交代した楽天と肌を合わせ、力量を把握したい狙いもありそう。スムーズに日程が固まる運びとなりそうだ。

 楽天にとっては06年以来となる「甲子園での阪神戦」も実現する。星野監督は「日程は分からないけど、(阪神側から)姫路での試合を甲子園に振り替えてくれと言われたそうだ」と明かした。3月10日前後が有力だ。10月19日の阪神退団会見では「また会いましょう。甲子園で」との名言を残したばかり。監督自身の思いよりずっと早く、三塁側から古巣相手に指揮を執る。

 沖縄から11球団とまんべんなく実戦を重ね、地力を蓄えながら北上。星野楽天の開幕メンバーを固めていく。2011年3月25日、満を持してKスタ宮城にロッテを迎える。

 [2010年11月3日8時54分

 紙面から]ソーシャルブックマーク