ソフトバンク王貞治球団会長(70)が3日、育成選手での契約などを打診されている斉藤和巳投手(32)に返答期限を設けない姿勢をみせた。球団と斉藤はこれまで交渉を進め、育成契約を含めた条件を提示している。
王球団会長は「球団の立場と選手の立場があって、選手の立場も尊重しなければいけないが(支配下選手の)人数的なこともある。これはゆっくりと時間をかけて考えてほしい」と事実上、無期限に返答を待つ方針を示した。
右肩故障で3年間登板のない斉藤は10月4日にキャッチボールを再開し、少しずつ距離を伸ばしている段階。来夏の実戦復帰を目標に、2月春季キャンプでのブルペン入りを目指している。交渉役ではないが王球団会長も「置く(必要)というのは決まっていることで、あとはどういう形になるかということ」と話し、復帰を待ち望んでいる。
王球団会長はこの日で宮崎秋季キャンプの視察を打ち上げ、午後の飛行機で東京に移った。「オフをどう過ごすかが大事。時間を有効に使えるか。イチローのようにやればいいと思うんだ。彼は計画立ててやっている」。来春、ナインがたくましくなった姿を見せてくれると信じて、キャンプ地を離れた。
[2010年11月4日11時9分
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