阪神鳥谷敬内野手(29)が7日、鬼門無視を提言した。大津市内の琵琶湖グランドホテルで阪神航空主催のトークイベントに参加。圧倒的に相性が悪いナゴヤドームを意識せず、自然体でV奪回を狙う。

 鳥谷

 苦手意識とかはあまりない。例えナゴヤドームで全部負けても、甲子園で全勝すれば一緒。球場別の勝ち負けもそうだし、中日に対してもそう。残り4チームに勝てば一緒ですから。球場を意識するのが敗因の1つになっている。余計な意識を持ってはダメ。

 選手会長が意識改革に乗り出した。今季、1ゲーム差で優勝をさらわれた中日とは9勝13敗2分け。阪神主催ゲームは7勝3敗2分けと大きく勝ち越したが、ナゴヤドームでは2勝10敗。「なかなか勝てていない、というのはある」。ただ、決定的な差があったとは思わない。

 鳥谷

 投手戦になったり守備の差であったりで負けている。何とか守れば負けない。1点で済むところを2点取られ、2点取るところを1点で終わってしまって流れが切れる。毎日打てるわけじゃないし、守りや走塁は継続してできるんだから、しっかりやらないと。

 自身も今季ナゴヤドーム12試合で打率2割3分3厘0本塁打。セ界の敵地5球場の中で最も苦しんだが、決して過剰意識はしない。

 「マウンドが高いからとか、プロなら言い訳はできない。1、2年目は(ボールを)見づらい球場というのはあったけど、今はそんなことはない」。

 自然体でやることをやればチーム、個人ともに必ず結果はついてくる。鳥谷はそう信じる。【佐井陽介】

 [2010年12月8日12時2分

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