黄金ユニホームで金メダルとる!

 オリックスは8日、大阪市の「hotarumachi堂島リバーフォーラム」でファン1000人を招き、ユニホームなど新ブランドの発表会を開催。チームカラーは金色、白、ネイビー(濃紺)にすることを発表した。

 モデルになった金子千、坂口、T-岡田が口々に「かっこいい」と喜んだ新ユニホーム。目につくのがチームカラーの軸になる金色だ。ホーム用は白地に金ラインが入り、胸の「Buffaloes」は濃紺の文字を金で力強く縁取った。帽子の「Bs」も金一色で重厚感を出した。

 「力強さと誇り」をイメージした金色だが、金メダル=優勝の願いも込めた。黄金時代にまい進するという目標にも合致する。初めてグレー地を用いたビジター用も同様の配色だ。

 素材はWBC日本代表が着用したものと同じで軽さや速乾性に優れる。素材を変えるのは11年ぶりと“中身”にもこだわった。金子千は「早くこのユニホームを着て投げたい。心機一転、新しいオリックスを見せられるように頑張る」とファンに約束した。

 エンブレムや球団旗も「Buffaloes」の文字が前面に踊るデザインに刷新。合併7年目を迎えた球団が大幅なイメージチェンジを図った。村山球団本部長は「阪急ブレーブス、近鉄バファローズ、オリックス・ブルーウェーブを本当の意味で融合させる。歴史的な一歩なので中途半端にやりたくなかった。大阪でしっかり球団の基礎をつくる」と力を込めた。

 [2011年1月9日10時39分

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