閑散とする早朝の所沢で、さらなる飛躍を誓った。西武栗山巧外野手(27)が10日、西武第2球場で本格始動した。朝6時に起床、7時半には練習パートナーと2人だけの“1人アーリーワーク”がスタート。パートナー相手に、いきなりフリー打撃を行い「全然久しぶりという感じはなかった。キャンプはアーリーで朝が早い。自主トレから早朝にやっておけば、キャンプの入りが全然違う」と意図を明かした。

 年明け間もない時期からの早朝打撃練習は、昨年から取り入れた。09年の開幕から26打席連続無安打など、春先に調子が上がらないのが悩み。早めの調整には疲労のピークを前倒しし、開幕を万全の状態で迎える狙いがある。「春に頑張らないとオールスターに出られない。4、5月にドーンといきたい」と初の球宴出場を見据え、開幕ダッシュをかける。

 「エゴイスティック」が今季のテーマ。「打順やランナー、前後のバッターを気にせず、自分の打撃をしたい」。これまでは2番という打順から、進塁打など自己犠牲もいとわず、チーム打撃に徹してきたが「研究もされるから、自分に一番足りない引き出しを増やしたい」。進化のため、何よりチームのために、あえて自分を貫く覚悟だ。

 [2011年1月11日7時42分

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