「ラブ注入」ならぬ「ラミ注入」!

 巨人アレックス・ラミレス外野手(36)が24日、米国から来日した。本塁打時のお約束のパフォーマンスについて、ブレーク中のタレント楽しんごを新ネタにリストアップ。「1つのグッドアイデアとして考えていきたい」とやる気満々に話した。ファンからの意見を集めた上で決めるが、昨季49本塁打を放った大砲から、いっぱい「注入」されたら、ラブどころかハートブレーク間違いなし?

 どどすこすこすこ打ちまくる!

 ラミレスが本塁打時の新パフォーマンスとして、なんと、異色タレントの楽しんごを有力候補に挙げた。

 成田空港で、新たな意見を報道陣に問いかけたところ、楽しんごの「ラブ注入」を持ちかけられた。報道陣が示した決めポーズを興味津々に見入り、ちゃめっ気たっぷりにまねすると「1つのグッドアイデアとして考えていきたい」と、早くも気に入った様子だった。例年、球団ホームページ上でファンの意見を募集。「インターネットで応募してくださいね」と満面の笑みで念を押した。

 これまで「ゲッツ」や「ラミちゃんペ」など、お笑い芸人を見よう見まねでファンを楽しませてきた。まさにうってつけとも言える楽しんごのポーズ。昨季は49本塁打を放ち、今季も「40本は打ちたい」と意気込んでおり、50回以上の愛を注ぐのも夢じゃない。

 オフはウエートトレを中心に体を絞り、体重は離日時に比べて3キロ減量して100キロに。「自分にとっていいサイン」と自画自賛だ。DVDの映像などで昨年苦手とした投手も研究。特に広島前田健に対して19打数4安打で打率2割1分1厘、ヤクルト館山には3打数0安打と抑えられたが、捕手の配球も含めて何度も見直すなど抜かりはない。

 シーズンの個人目標には「毎日健康な体でプレーできれば40本、100打点も見えてくる」と頼もしく話した。どどすこすこすこ、「ラブ注入」が増えれば増えるほど、日本一も自然と近づいてくる。【斎藤庸裕】

 [2011年1月25日9時14分

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