お前は先発よ-。オリックス岡田彰布監督(53)が29日、宮古島キャンプで投手陣の「公開任命式」を行うと明かした。キャンプ施設と合同自主トレを視察するため一足早く現地入り。南国の空気を吸い込んで「いよいよやな」と気持ちを高め、第1クールでの自身の行動計画を打ち明けた。
「朴にしても寺原にしても直接ユニホームを着て、『先発でやってもらう』と、ポジションはっきりしたらな。第1クールはグラウンドで声かけたりの3日間よ」。
今オフ、球団は19人(投手9、野手10)の新戦力を獲得した。岡田監督は“新聞辞令”で朴賛浩投手(37=パイレーツ)や寺原隼人投手(27)らの先発起用を明言したが、野球人の正装をまとい、顔を合わせてポジションを正式に告げる。他選手も見ている中でやることで、自分のライバルが誰かはっきりするわけだ。
「去年より投手陣は競争というか、早く結果を出さんと、生き残れない。実績あるとか関係ない。今年は練習試合、オープン戦と見極める試合が多いから、結果を見せてくれんとな」。
シーズン中、選手の誤解を避けるため、グラウンドでめったに声をかけない。その指揮官が2軍施設にも足を運んで、選手と対話する。異例の柔和政策は単なるコミュニケーションでなく、チーム内競争のゴングを意味する。
昨年もキャンプイン直前に小松の救援転向を明かし話題をさらった。2年目の岡田オリックスは、グラウンドでの対話路線でキャンプが始まる。
[2011年1月30日11時6分
紙面から]ソーシャルブックマーク



