佑ちゃんが上々の第1歩を踏み出した。日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)が13日、韓国サムスンとの練習試合で実戦初登板を果たした。名護市営球場に収容人数を上回る5200人が集まる中、4回から2番手で登板。上位打線を相手に1回無安打無失点に抑えた。

 佑ちゃんの晴れ舞台に両親も駆けつけた。バックネット裏から勇姿を見守った。母しづ子さんは「慣れてきたと思う。第1クールは疲れていたようだったので」と目を細めた。父寿孝さんは「まだ練習試合ですからね」。結果に対しては冷静に振り返ったが「盛り上がっていましたね」と、内野席では立ち見が出るほどの盛況ぶりに驚いていた。

 [2011年2月14日12時47分

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