開幕延期案を主張してきた日本ハム梨田昌孝監督(57)が17日、足並みのそろわない球界を皮肉った。セ・リーグが予定通りに開幕しそうな情勢を受けて失望。各球団本拠地などの地域的問題は度外視して、日本、また球界全体で大震災と向き合うべきとの考えは不変だった。セ側をやんわりと「時差はないけれど、温度差は相当あるみたいやね」とチクリ。この日、札幌入りして今日18日から札幌ドームで全体練習を再開。「調整は難しいよね」との苦悩もあるが、すべての事態の沈静化、賢明な判断を願っていた。