ソフトバンクが開幕ローテーションを再編する。開幕延期を受けた新ローテーションの全貌が18日、明らかになった。当初開幕カードに同時起用する予定だった杉内俊哉投手(30)、和田毅投手(30)のWエースを別カードに分けることを決めた。5、6番手の投手は直前まで競わせる方針で、新たな開幕に向けてスタートを切った。
胸に複雑な思いを抱えながらも、ソフトバンクが新たなスタートを切った。シーズン開幕が4月12日に延期されることが決定。一夜明け、チームは18日遅れの開幕に向けて進み出した。日程が確定し、首脳陣は開幕ローテを再編。当初の「ロケットスタートローテ」を解体し、杉内、和田のWエースを分散させる新ローテを編成した。
杉内は3月25日開幕戦、和田は同27日の第3戦に先発する予定だった。2カード目が気温の低い仙台での試合だったこともあり、Wエースを本拠地の開幕カードに起用。摂津を加えた3投手で開幕ダッシュを決める狙いだった。
その後は和田を4カード目の初戦に起用する考えだったが、日程が変更したことで開幕から両エースを別カードの初戦に配し、カード勝ち越しを重ねる布陣に変更した。
両エースともに調整の変更を余儀なくされるが、やるべきことは分かっている。4月15日の本拠地開幕戦のマウンドに立つ予定となった和田は問題がないことを強調した。
和田
被災者のことを思えば、そんなことを言ってられない。僕らはプロですから、調整くらいできる。
この日ウエスタン・リーグ阪神戦に先発した杉内は開幕投手という大役は変わらないが、開幕の曜日が変わった。それでも「決められた日にちに合わせるだけ。不安はない」と力強く話した。
首脳陣は固まっていた開幕ローテを、この3週間で再び競わせる方針も示した。
高山投手コーチ
延びたことでよかった投手もいる。今いる投手がベースだけど1、2人は入れ替わる可能性はある。
オープン戦で結果を残せなかった小椋、陽耀勲、新垣、レルーらにも開幕ローテ入りの可能性があることを明かした。2リーグ制後初の開幕延期という事態の中、ソフトバンクが連覇に向けた1歩を踏み出す。



