左膝手術から再起を期す阪神城島健司捕手(34)が18日、実戦でのスライディングを解禁し、開幕への最終準備を整えた。オリックスとの実戦形式の合同練習に7番捕手で出場。ここまで足からの滑り込みは「最後の関門」として控えてきたが、患部を気にしない果敢な本塁突入で万全をアピールした。
城島
山脇さん(三塁コーチ)は「止まれ」と言ったけど、スライディングの練習もしたかったので。じゃあ行ってみいと。(開幕までに)確認しないといけないプレーの1つなので。
自らへのテストは4回に敢行した。1死一塁から、中山の内角速球に詰まりながらも左前へポテン安打を放ち、続く俊介の左翼線二塁打で三塁に激走。そして浅井の中堅への浅い飛球に、コーチの制止を振り切ってGOだ。猛然と本塁目がけ、左膝を曲げてスライディング。アウトになったが、足を引きずるマネをしながら引き揚げる姿には、実験成功の笑みがこぼれた。
城島
(アウトで)普通に帰ったらダメな雰囲気もあったし何かやらないとね。(膝は)問題ないです。
捕手としての膝の動きもチェックできた。先発した岩田とは09年WBC以来、一昨年の移籍後初のバッテリーを結成。この日は左腕の制球が定まらず、変化球がことごとくベース板付近で跳ねた。だが難しいショートバウンドも難なく処理。5回までマスクを被り、岩田との呼吸も確認した。
城島
ありがたいことにワンバウンドを連発してくれた。いい練習になりました。受けたことのない投手と組んでリズムや間合いを確認できたのは収穫です。
25日の開幕開催は厳しくなったが、約束通りその日に仕上げてきた。男に偽言はなかった。【松井清員】



