トリプルKで逆転されちゃった…。新加入の小林宏(32)と藤川球児(30)久保田智之(30)のリレーが24日、広島との実戦形式の合同練習(マツダ)で1点差リードを守れなかった。この日決まった開幕4月12日の対戦相手は広島。開幕カードの“予行練習”は、そろい踏み4度目にして初めて救援失敗となったが、これが本番でなくて、ホンマによかったぁ。

 コバヒロが…、球児が…。2人して打たれるなんて。トリプルKが、初めて逆転を許してしまった。衝撃は1-1の8回。藤川の直球が、21才の伏兵に打ち返された。広島の丸を2球で追い込みながら3球目の内角高めの138キロを引っ張られた。打球はスタンドイン。着弾音が響くスタンドへ表情を変えず視線を送った。

 藤川

 高めに外そうと思ったら…。まだ、ボールの力がないね。ヒントのようなものが感じられた。

 9日のオープン戦楽天戦(甲子園)でも聖沢に本塁打を浴び、今季実戦で2本目の被弾となった。だが、藤川は問題にしていない。この日、最速は152キロ。勝負球でない、ボールのコントロールミスだった。

 藤川

 時間が空いたのでそれに合わせていくだけ。

 照準は4月12日。くしくも、広島が開幕カードの相手に決定したが、負のイメージは残っていない。

 小林宏

 4月12日にしっかり調整して合わせてやっていきたい。

 呼応するように新加入右腕も目標を定めた。7回から4番手で登板。1死走者なしから栗原、岩本に連打を許すと赤松に外角低め直球をセンター返しされた。犠飛で同点に追いつかれた。直球がシュート回転したところを狙われた。開幕してからの結果なら別だがまだ12日までの調整段階。2人とも悲観していない。

 9回打ち切りだった当初案は覆り、セ・リーグも3時間半を超えて新しいイニングに入らない延長規定になった。ただ、昨季までのように12回までもつれ込む可能性は低い。この日、1回無失点だったトリプルKの先陣、久保田も含めた3人の重要性が変わることはない。【鎌田真一郎】