巨人がセ・リーグの開幕延期に伴い、先発ローテーションを再編することが25日、分かった。開幕投手に内定している東野峻投手(24)の4月12日開幕戦(対ヤクルト)の先発は不動だが、2戦目に先発予定だったドラフト1位沢村拓一(22=中大)は、2カード目の15~17日広島戦に変更。沢村に代わって、左腕エース内海が4月13日の2戦目に回ることが浮上した。開幕延期によって日程的な余裕も生じるため、4月中は5人でローテーションを回すことも決定した。
4月12日は山口・宇部、同13日は福岡・北九州という巨人史上初の地方開幕カードは、左右の両輪に託される可能性が高まった。開幕投手に内定していた東野は、オープン戦2試合に登板し、計11イニングを無失点と絶好調。開幕戦は二転三転したが、抜群の安定感を示した右腕の開幕投手は不動とみられる。2戦目は当初はルーキー沢村が先発予定だったが、不慣れな地方球場ということなどから、経験豊富な内海に託すことになりそうだ。
当初の予定なら、東京ドームで開幕戦に臨むはずだった巨人はこの日、観客のいない静かな横浜スタジアムで調整した。先発ローテが再編されたことは、練習メニューが物語っていた。東野は先発陣ではただ1人ブルペン入りし、両翼ポール間を往復するロングダッシュをこなした。登板4日前に消化するメニューで、開幕のちょうど2週間前にあたる29日に予定されている広島との合同練習で登板することが濃厚。中6日の調整で、開幕戦を迎えることになりそうだ。間隔があく内海、ゴンザレスは軽めのランニングで、次回登板に向けての再調整に入った。
当初は6人で内定していたが、日程上の余裕が生まれることで、4月中はゴンザレスとグライシンガーを含む5人で回すことを決めた。川口投手総合コーチは「うまく調整していきますよ」と説明。仮に6連戦が入った場合でも東野、内海なら中4日での登板が可能。開幕カードのヤクルト、3カード目(19~21日)の阪神とも相性のいい左右の両輪を中心とした新ローテで開幕ダッシュを狙う。



