高校生からだって学んじゃいマ~ス。阪神マット・マートン外野手(29)が高校野球スピリットを胸に刻んだ。26日、甲子園室内での練習を終えるとロッカールームの手前で方向転換した。「ハイスクールの試合を見に行きたいんだ」。
昨年、214安打の日本記録をマークした男は目を輝かせ、関係者と客席へ。九州学院と国学院久我山の熱戦で9回の攻防を観戦した。好守には拍手を送り、暴投でサヨナラ勝ちという劇的な結末にはぼうぜんと立ちつくした。
「日本の野球文化の1つ。ずっと見たいと思っていた。彼らがすごい情熱を持ってプレーしているのが分かったよ。あの姿を見ると自分の若い頃を思い出す。今、野球は私の仕事だけど、原点としてあの姿勢を忘れてはいけない」。
相手投手を詳細にチェックするメモ魔で有名。シーズン中やオフ期間はメジャーリーグのビデオやテレビ放送を見て世界トップの技術を研究する努力家だ。高校生のトーナメントにも興味を示し、日本野球の「根本」に触れて何かを吸収しようという貪欲な姿勢は、まさに優良助っ人。ちなみに「リセイシャを応援している。大阪だからね」とひいきのチームまであるのだから恐れ入ります…。



