阪神新井貴浩内野手(34)が4月12日開幕戦に向け、“再始動”した。28日に京セラドーム大阪で行われた全体練習に参加。開始時間よりも45分も早くグラウンドに姿を見せると、いきなりロングティーを開始。続いて打撃ケージに入り、一心不乱にバットを振った。約1時間に及ぶ早出特打。鬼気迫る表情で、合計233スイングした。
「しっかり打球の質を確かめて、軌道を確認した。いい練習になった」。
汗だくになりながら、全体練習もフルメニューをこなした。
労組プロ野球選手会の会長として、NPB側と交渉。「開幕問題」の解決に全力を注いだ。選手会が臨むセ・パ同時開幕が実現し、26日のオーナー会議でひとつの節目を迎えた。
日々の激務がプレーに影響したのか、実戦では24打席ヒットがない。「それとこれとは別だと思っている」。関連づけることを拒んだが、首脳陣から強制休養の指示が飛ぶなど疲労を心配する声が上がっていた。
開幕の日程が決まった以上、あとは全力プレーをファンに見せるだけ。前日のオフでリフレッシュしたのか、いきなりの猛烈スイングに取り組んだ。真弓監督も「特別なことをせなアカンか?
今日だって、特打しているぐらいだから」とひと安心の表情。きょう29日には中日との練習試合にも出場する見通しだ。
「新井じゃアカンのか。考えていない」。不調が心配されるが、シーズン開幕で4番起用する真弓監督の構想も揺るがなかった。



