ヤクルト小川淳司監督(53)が9日、懸案の3番左翼手について、浜中治外野手(32)の起用を示唆した。この日、開幕戦に向けた登録メンバーを提出した小川監督は「直前の状態を見てのことだけど、7日の名古屋遠征までの内容が判断材料になる」と話し、2試合連続本塁打を放つなど、飯原、畠山といった他の候補より結果を残している浜中の起用をほのめかした。

 浜中は昨年秋、オリックスから戦力外を通告され、ヤクルトに入団。「開幕1軍を目指しやっていたので、開幕スタメンが狙える位置にいるのは幸せなこと」と、やる気を新たにした。2週間前から走り込みの量を増やしたことで体にキレが出てきたといい、「昨年は気持ちがキレそうになったこともあったけど、今は野球がすごく楽しい。12日は、全員の力で勝てればいい」と、開幕戦を見据えた。