左膝手術明けの阪神城島健司捕手(34)が9日、夜間の屋外練習をクリアした。患部は完調に近い。ナイター練習でもシートノックやフリー打撃など通常のメニューを消化した。

 午後6時を過ぎても、甲子園付近の気温は10度以上あったが、肌寒さは残った。それでも、動きに問題はなかった。今年の個人的な目標を聞かれると、得意のジョークで返した。

 「縫合した糸が切れないように。僕の糸は溶けるようにできている」

 開幕の相手となる広島の研究も進んでいる。「大きく戦力は変わっていない」。新外国人トレーシーらがいるが、昨年のデータを生かしながら、リードする考えだ。栗原には4割2分6厘と打ち込まれたが、過剰に意識することはない。「バッターはそれで飯を食っているんだもん。4番に座っているんですから。新井も同じでしょう」。主砲の前にいかに走者を出さないかが、鯉封じの鍵を握る。