<阪神6-1ヤクルト>◇6日◇京セラドーム大阪

 セ・リーグ首位のヤクルトが、5試合連続の1得点止まりで、今季3度目の3連敗を喫した。82試合目にして、リーグトップ19本塁打のウラディミール・バレンティン外野手(27)を初めて先発から外すカンフル剤を打ったが、実らず。2位阪神に6ゲーム差に迫られた。小川淳司監督(53)は「(バレンティンは)気分転換と思ったんですけど。みんな疲れがあるのか、バットが振れない。その中でも、チャンスをつくらないといけないんですけど」と冷静に話した。

 先発の由規が1回に2点、2回に1点と序盤に3点を奪われた。これが、今の打線には重くのしかかる。バレンティンの代役飯原は4打数無安打に終わるなど、4安打に封じられた。伊勢総合コーチは「代わりの選手はおらんから、打順を変えるとか、考えないといけない。(飯原より)バレンティンの方が期待感はある」と、先発復帰させる可能性を示した。

 試合前のミーティングでは、基本に立ち返ることを確認した。ボールとストライクの見極め、センター返しなど、練習から意識することを徹底したが、すぐに結果にはつながらなかった。首位には立つが、シーズン総得点265点に対して、総失点274点と失点が上回る状態が続いている。まだ悲観するゲーム差ではないが、スッキリとする勝利で流れを取り戻したい。【前田祐輔】