<ヤクルト6-6中日>◇24日◇神宮
ヤクルトの「バカボン」七条祐樹投手(27)が、2回4失点で2試合連続KOされ、2軍落ちが決まった。午後11時15分過ぎ、荷物をまとめてクラブハウスを出た。「疲れているからリフレッシュしてこいと言われました。行ってきます」と悔しそうな表情を浮かべた。
立ち上がりからスピードが伸びず、生命線のコントロールが乱れた。1回に先制を許すと、味方打線が逆転した直後の2回に再び崩れる。2死二、三塁から2番大島に初球の134キロチェンジアップを右中間に運ばれて同点に追い付かれた。さらに3番森野には一塁線を破られ、勝ち越しを許す。3者連続二塁打で3失点。2回4失点、52球でマウンドを降りた。
前回先発した18日の横浜戦は、1回途中8失点でKOされた。前回登板は試合前に時間的な余裕がなく、準備が遅れた。反省をこの日に生かすはずだったが「準備はできていたので、完全に力負け。一からやり直さないといけない」と受け止めるしかなかった。
結果的に引き分けとなり、七条が先発した試合は9試合負けなしとなった。小川監督は「打たれるべくして打たれた。前回もコントロールが悪かったし、ボールがひところより甘くなっている。今のままでは次投げても同じ」と決断した。
館山に続き、新人ながら4勝0敗と安定していた右腕の離脱で、ローテーションは苦しくなる。石川、村中、由規ら中心選手の力は安定するが、投手陣全体の層は厚くない。勝負の9月に向けて「バカボン」の早期復帰をチームが待っている。【前田祐輔】



