<阪神9-4ヤクルト>◇26日◇甲子園

 ヤクルトが、天敵の阪神久保を打ち崩せない。2回にガイエルが先制2ランを放ったが、7回4安打2失点に抑えられ、9連敗になった。3回以降は1安打。小川淳司監督(53)は「(久保の内容は)いつもと変わらない。ガイエルの2ランのあと少しムキになったけど、その後はスイスイいかれた。コントロールがいいし、変化球も豊富」と、完敗だった。

 4打数無安打に終わった1番青木は、対久保は今季14打数無安打。昨年から20打席安打がない。4番畠山は今季12打数無安打と、主力が完全に抑えられている。6回1死一、二塁では、畠山がフルカウントからワンバウンドするフォークを振らされた。早いカウントで追い込まれ、ボールになる変化球の見極めが難しくなる。苦手意識も根強い。伊勢総合コーチは「口がひん曲がるぐらい言っている。(無安打の)青木、川端、畠山、次外さないと」と、厳しい表情だった。

 青木にとって、過去シーズン10打数以上対戦して無安打の投手はいなかった。対策は練っているが結果が出ない。「何回もやられているわけですから」と悔しさをにじませた。これで今季対阪神3勝9敗。次回対戦となる9月9日からの3連戦も、順当なら初戦は久保の先発になる。【前田祐輔】