<ロッテ1-0ソフトバンク>◇11日◇QVCマリン

 打ち疲れちゃった!?

 ソフトバンクがロッテに完封負けした。前日10日の同カードで22安打18得点と爆発した打線が、渡辺俊-薮田のリレーの前に沈黙した。それでも、2位日本ハムとは7ゲーム差のまま。秋山幸二監督(49)は「野球というのは面白いな」と話し、次戦の明日13日西武戦に向け切り換えた。

 ホームが遠い。9回2死二塁、川崎が二ゴロに倒れ試合が終わった。秋山監督は、表情を変えずにロッカー室へ引き揚げた。前日は川崎が4安打、内川、本多、松田が3安打と猛打賞が4人。打ち過ぎて疲れてしまったのか、打線がつながらなかった。安打数ではロッテの5本を上回る8本を放ったが、得点機に適時打が出ず、無念の完封負けだ。

 初回、先頭の川崎が中前打で出塁した。本多がバント失敗で1死後、内川が左前安打で好機を広げたが、4番松中が中飛、5番小久保が捕邪飛に倒れた。3者凡退に倒れたのは、3回と7回だけ。もどかしい攻撃が続き、ロッテ渡辺俊を攻略できなかった。

 秋山監督

 野球というのは面白いな。えてしてこういうこともある。(本多がバントは)サインは「打て」だったけど、セーフティーを狙ったんじゃないか。問題ないけど、失敗してはいかんな。

 それでも、2位日本ハムも敗れてゲーム差は7のまま。指揮官には、十分余裕があった。立花打撃コーチは「あと1本が出なかった。バットが球の下をたたく傾向があった」と冷静に振り返った。ロッテ3連戦では無安打に終わった主将の小久保は「野球ちゅうのは分からんね。摂津に申しわけないことをした」と苦笑いした。

 敵地で1勝2敗と負け越したが、所沢、札幌、千葉と続いた遠征はようやく終わった。福岡へ戻り、Vロードを再び歩んでいく。【奈島宏樹】