巨人が首位ヤクルトたたきに、先発ローテーションを再編することが12日、分かった。

 今日13日の横浜戦(横浜)は内海哲也投手(29)が先発。2戦目には中5日で沢村拓一投手(23)を投入し、3戦目に小野淳平投手(24)が先発することが濃厚になった。日程的な余裕から、9月は先発を5人で回すことが有力。順番を入れ替えたことで、20日のヤクルトとの最後の天王山を沢村に託すことになりそうだ。

 ルーキーながら、開幕から唯一先発ローテーションを死守。前回登板の8日中日戦では延長10回を無失点に抑える安定感を見せた。対ヤクルトは5試合に登板し、1勝4敗と勝ち星こそ恵まれないが、防御率は2・55と好成績をマークする。沢村はこの日、ブルペン入り後に50メートルダッシュで調整。登板2日前に行うメニューで汗を流した。「いつでも投げる準備はできています。0に抑えたいです」と気合を入れた。