<広島3-4中日>◇29日◇マツダスタジアム

 止まらない。中日谷繁元信捕手(40)が10試合連続となる打点を記録した。1回。ブランコの犠飛で1点を先制し、なお2死三塁で広島前田健から左前に落ちる適時打だ。

 「飛んだコースが良くてヒットになった」。素っ気なかったが、17日巨人戦から、打点をマークし続けている。元阪神バースの持つプロ野球記録の13試合連続打点も視界に入ってきた。

 安打も11試合連続。9月に入って5番を打つことが多くなったが、マークがきつくても月間打率3割5分1厘、3本塁打、16打点。すべて捕手で出場し、投手のリードに神経を使いながらの活躍。文句の付けようがない。好調の理由や、盟友和田の1軍復帰後初本塁打について聞かれると「分からないよ。ワハハハ!」と笑顔で煙に巻いた。ただ「続けられるように頑張ります」。このフレーズは、はっきり口にした。打点が続くここ10試合は8勝1敗1分け。不惑の勝負師が、逆転Vへチームを引っ張る。