「8人ローテ」でCS突破ダ!
リーグ連覇を飾ったソフトバンクが、悲願の日本一へ向けてCSファイナルステージまでに最強ローテーションを完成させる。昨年は5人で回した先発陣を、選手層の厚い今季は6人に変更。4本柱は固定し、残りの2枠は若手投手を相手との相性などを考慮し、苦手のCSを突破する。
8年ぶりの日本一に向けて1つ目の関門を突破したソフトバンクが、早くも苦手のCS対策として「最強ローテ」の編成に入った。昨季のCSでもロッテに苦汁をなめさせられるなど、プレーオフ、CSでは過去6度敗退。7度目の正直へ向けて、選手層の厚い今季は盤石の先発ローテを完成させてCSに臨む。ポイントは3つだ。
◆1人1戦
昨年のCSでは、1戦目に先発した杉内を中4日で6戦目に先発させるなど、5投手でローテを組んだ。だが打線同様に選手層の厚い今季は6人で編成する方針。1人1戦で、目の前の試合だけに集中させる考えだ。高山投手コーチは「柱になってやってくれている4人に関しては、よほどのことがない限り(CS)中心として考えている」。ここまで計50勝をマークしている杉内、和田、ホールトン、摂津の4本柱はすでに固定している。
◆相性考慮
残りの2枠には、今季安定した投球を見せた若手4投手から選ぶ。その中で考慮されるのが相手チームの相性だ。山田は今季日本ハム戦6試合に先発し対戦防御率は1・52。岩崎は西武戦7試合に登板し3勝負けなしと好相性を誇っている。CS第1ステージを突破してきたチームによって、使い分ける考えだ。
◆競争意識
ただ相性以上に重視するのが、気持ちの強さだ。高山投手コーチは「若手は投げたいと思う。投げたいんだという思いを(投球で)見せてくれた投手、というのはある」。来週からは日程が詰まっておらず若手4投手は登板機会がないため、10日に開幕する宮崎でのフェニックス・リーグに派遣させ、そこでの投球内容も残り2枠の選考基準にする。
どこよりも短期決戦の難しさを知るソフトバンクが、今季こそ必ず7度目の正直を果たす。【倉成孝史】




