鷹狩りは任せろ!
中日吉見一起投手(27)が日本シリーズの初戦の先発マウンドに立つ。11日、福岡ヤフードームでの前日練習。キャッチボールやダッシュなどで汗を流した右腕は早くも戦闘モードに突入した。練習中は笑顔も見せながらリラックスした表情だったが、グラウンドを引き揚げる際に急変。「勘弁してください」とだけ口を開き、足早に帰りのチームバスに乗り込んだ。
この男しかいない。ヤクルトとのCSファイナルステージでも短期決戦で重要とされる1戦目で白星を運んだ。その後もネルソンの体調不良でまわってきたプロ初となる中3日の登板でも勝利。2勝を挙げてMVPに輝いた。日本シリーズもフル回転する立場になる。
ソフトバンクとの交流戦通算成績は3勝負けなし、防御率2・00と相性は良い。不慣れなヤフードームのマウンドも、「そんなに気にならない」と話しており、問題なさそうだ。現在チームは福岡ヤフードームで9連敗中。吉見自身は、08年の交流戦で勝敗に関係ない場面で投げただけだ。今季18勝、防御率1・65の2冠右腕がCS、日本シリーズのダブルMVPをもぎ取る。【桝井聡】



