ダブルでFA流出ピンチ!?

 国内移籍が可能なFA権を取得しているオリックス赤田将吾外野手(31)と鈴木郁洋捕手(36)が12日、神戸市内で球団と第3回契約交渉を行った。これまで残留要請されるも条件に納得せず、ともに態度を保留。この日は球団が条件を見直したとみられるが、両者とも結論を出さなかった。

 赤田は「前回までは8対2でチームに残ろうと思ったけど(権利行使の)気持ちは五分五分になった」と揺れる思いを口にした。複数年契約ながら提示額が希望と差があるようだ。今季は6月中旬に1軍昇格。9月以降は主に7番DHで、規定打席の半分ながら打率3割5厘の数字を残した。

 鈴木は希望の複数年ではなく1年契約で「今いる仲間たちと一緒に野球したいという思いはある。でも(条件に)これという決め手が…。気持ちは五分五分」と話していた。