<アジアシリーズ:パース0-4ソフトバンク>◇27日◇予選リーグ◇桃園

 【桃園(台湾)=堀まどか】1位通過による決勝進出をすでに決めていたソフトバンク(日本)がパース(オーストラリア)を破り、3連勝した。横浜時代の09年4月4日中日戦(ナゴヤドーム)以来の先発4番に入った内川聖一外野手(29)が2安打3打点。第2試合で勝ったサムスン(韓国)と明日29日に決勝を戦う。

 この日台湾入りした王会長も「出来る人は、出来るんだね」と目を細めた。ソフトバンク移籍後初の「4番内川」が、初回2死二塁から右翼線へ先制二塁打。5回2死満塁では中前へ中押し2点打。「来た球に対して素直にバットが出た。ここに来てすごく調子がいい」。日本シリーズでは2割3分3厘と苦しんだが、アジアの頂点を目指す大会で勝負強さを取り戻した。

 来季になれば4番は小久保、松田、外国人が座る可能性が高いが、内川という選択肢があることも証明。翼夫人(30)が見守る前でパース戦MVPにも選ばれ「(4番は)いい思い出になりました」と決勝に目を向けた。