プロ野球現役選手によるシンポジウム第19回「夢の向こうに」が26日、大阪市北区の梅田芸術劇場で開催され、阪神岩田稔投手(28)、オリックス岸田護投手(30)らプロ6選手と、府内90校の高校野球部員1511人、指導者118人が参加した。

 岩田は、4番封じを課題に掲げた。今季の被打率はリーグトップの2割2厘だが、打順別で4番打者に2割5分を打ち込まれ、9勝13敗と借金4の結果につながった。「課題ですね。来年は勝負どころで抑えていきたい」。特に巨人で主に4番を務めたラミレスには、4割7分4厘で2本塁打、8打点と打ち込まれた。「それじゃあかんやろ」と、DeNA移籍後のリベンジに意気込んだ。