日本ハム栗山英樹監督(50)が27日、来季の監督スローガンとして「激」を掲げた。チームスローガンの発表より先に、自らの目指すべき姿を簡潔に表現した。これまで熱い口調でチームビジョンを語ってきた同監督らしい言葉に、球団も即座に反応。「激」をあしらったグッズの製作構想も持ち上がった。
来年はもっと刺激的な1年にする。今年は東日本大震災で被災した東北の高校球児を取材。「彼らから教わったのは人間は強いということ」と、そのたくましさに感激した。さらに監督に就任したことで「背負うものが大きく、激しさというものを心に宿しながら生活してきた」と環境の変化を実感。今年1年を漢字一文字で表すと「激」だったと振り返り「来年も激しくありたい」と、同じ言葉をモットーに大役を全うする覚悟を決めた。
新監督の決意をファンにも共有してもらうプランも実現するかもしれない。栗山監督の初年度に懸ける意気込みを聞いた球団関係者は「ファンが喜んでくれるなら(激の文字を入れた)グッズを作るかもしれない」と、監督グッズ製作に前向き。球団もチームとファンが一体になれるよう、さまざまな方法で後方支援を検討していく。
22日にキャスターとして8年間出演したテレビ朝日の報道ステーションを卒業。「本当の意味で、立場が完全に変わった」と監督として集中できる環境が整った。来季は必ず、ファンが感激するような戦いを見せてくれるはずだ。【木下大輔】



