広島福井優也投手（２３）が、西武片岡、長田らとともに、年明け４日から都内のグラウンドで合同自主トレを行うことになった。片岡や長田らのパーソナルトレーナーが早大時代から知り合いだった縁で、プロ入り後に片岡と面識ができたのがきっかけだった。

　福井は、打撃投手を志願することも想定している。ともに調整段階で真剣勝負とはいかないが、投球感覚を磨けるのは大きなメリット。「もし片岡さんたちのバッティング練習に投げたりすれば、（自分が）どういう球を投げているのか知ることができる。それが大きいですね」と期待を寄せた。

　ルーキーイヤーの今季は、１年間ローテを守り規定投球回数にも到達、８勝をあげたが、防御率、四球、暴投がリーグワーストと制球力に課題が残った。安定したフォームづくりを目指し２年目のスタートを切るには、普段接することの少ないパ・リーグ選手の視点を取り入れられる“交流戦”は絶好の機会。このチャンスをレベルアップにつなげる。