ソフトバンク金沢健人投手(33)が15日、腰の張りを訴え別メニューで調整した。ブルペンでの投球を回避し、守備練習にも参加せずにストレッチやマッサージなどで腰の痛みを和らげた。早々と練習を切り上げ、宿舎で静養。「多分、大丈夫です。(トレーナーと)話し合って、様子を見たい」と話した。田中トレーナー統括は「少し腰に張りがある。練習量も多かったので、少し練習を休もうということ」と説明した。

 開幕に向け、不安要素が増えた。守護神馬原が右肩痛で開幕戦出場は絶望的な状況。セットアッパーのファルケンボーグが抑えに回ることになっており、金沢は右の中継ぎの軸として計算されている。今後は様子を見ながら、リハビリメニューを決める方針。重症ではないとみられるが、回復が長引けば中継ぎ陣再編を迫られる。