大丈夫?

 ソフトバンクの新4番候補ウィリー・モー・ペーニャ(30=マリナーズ)が、18日の紅白戦で4打数無安打3三振と大ブレーキだ。紅組の4番で先発。4回に巽の抜けたカーブに空振り三振するなど見せ場はなかった。「今は日本の投手にタイミングを合わせようとしているところさ。クイックとかいろいろしてくるからね。開幕に向けて調整していくだけさ」とあまり気にしていない様子だった。

 メジャー通算84発で飛距離160メートルを誇る怪力の持ち主だが、紅白戦2試合で7打数無安打4三振。全く快音が響く気配はない。それでも、首脳陣はペーニャのパワーに期待を抱かずにはいられない。秋山監督は「どんどん打席に立って慣れていけばいいんだよ」と涼しい顔で話した。早く日本の野球に慣れることができるか。スタートでつまずいてしまったが、巻き返すしかない。【奈島宏樹】