阪神ドラフト1位の伊藤隼太外野手(22=慶大)が「キャンプ」を延長してしごかれることになった。宜野座キャンプで豊富な練習をこなしてきたが片岡打撃コーチは24日「実戦が入ってきても彼に関しては量をやらせる。オープン戦の間も時間を見つけて」と練習を落とさず磨き上げる方針を明かした。
1カ月におよぶ初のプロのキャンプ。29日に打ち上げを迎えるが、伊藤隼の苦しみはエンドレス。18日に訴えた右手首痛の影響で、他の若手に比べ練習量が足りないのも理由の1つ。
一刻も早くプロの水に慣れるためには試合、練習、試合、練習…。誰よりもそれを理解しているのは本人だ。23日の紅白戦では能見から三塁打を放ったが、オープン戦に向けても「結果を求められると思うが、一喜一憂せずにやっていきたい」。
この日は最後の休日を返上して宜野座ドームを訪れ、約200球のティー打撃を行った。早くから取り組んでいるトップを深い位置に置いてから振り出すフォームを固めようとしている。
「言われなくてもやらないといけない立場。キャンプ中にせっかくやってきたことを(3月に)一気に減らしたくない。継続してやっていきます」
野球漬けの日々の先に必ず、華やかな1軍の舞台が待っている。【柏原誠】



