中日山崎武司内野手(43)のバットが止まらない。28日のアジアSB韓国KIA戦(北谷)で4番一塁で先発。2回にメッツなどでメジャー通算28勝を挙げた徐在応投手(34)から二塁後方に落とすヒットを運ぶと、5回も右中間二塁打。古巣復帰後初のマルチ安打は、この日のチームの全安打でもあった。実戦2試合で4打数3安打、1本塁打。「この時期これだけ仕上がりがいいのは十何年なかった。まだ70%ぐらいだけどね」。中日時代に一緒にプレーしたKIA宣銅烈監督(49)も「低めの変化球をうまく打ったし、43歳でもまだまだ中心選手の打撃ができる。僕が現役のころとまったく同じ」と目を丸くした。