<オープン戦:阪神4-2日本ハム>◇10日◇甲子園

 阪神金本知憲外野手(43)が甲子園で一気にギアチェンジした。まずは2回1死一塁から武田勝の外角125キロ直球を引っ張り、一、二塁間をしぶとく破る。これが実戦5試合目、12打席目で12年初安打。好機を広げ、先制点ゲットを呼び込んだ。

 4回無死からは内角128キロ直球を強振し、痛烈な右前打。6回無死二塁の3打席目は武田久の低め変化球を意図的に引っ張り、走者を三塁へ進めた。

 和田監督は「1打席目も、3打席目の進塁打も、(走者を)かえしにいきながら、追い込まれたらチームに貢献してくれている。あそこ(外角)は引っ張りきれずに、去年まではポップフライになっていた。それが今年はできてるからね」と昨季との違いを感じていた。

 打撃内容を見るまでもなく、昨季まで苦しんだ右肩痛の状態は良好な模様。今日11日巨人戦で、いよいよ実戦の左翼守備を解禁する見込みだ。山脇コーチは「よっぽど寒かったらあれやけど、明日就く予定」と説明した。シーズン前哨戦といえども、いやでも燃える本拠地での伝統の一戦で、完全復活の階段を1歩上る。